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はじめまして。
コインチェックでネムを盗まれた、アフィカス中のカスの私が月100万円達成するためにやったブログSEO対策について紹介します。
ブログアフィリエイトで稼ぐためにはGoogle検索で1ページ目に来ることが絶対条件であり、検索で上位表示できれば、安定したトラフィックと収益が得られます。
本記事では、「SEOの考え方」をはじめ、アフィリエイトで最も重要な「ペルソナ設定」「キーワード選定」、検索エンジンに効果的に伝えるための「内部対策」「外部対策」について触れており、読み進めることで “ブログSEOの基本” が身に付きます。
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目次
SEO対策とは?

SEO対策とは『検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)』の略称であり、検索エンジンで上位表示させる施策のことを指します。
上位表示させるためには、Googleのガイドラインに沿った適切なSEO対策を行うことが大切であり、ユーザーに有益で価値あるサイトを提供することで検索エンジンから評価されます。
ブログアフィリエイトでSEO対策する目的
検索エンジンで上位表示すると安定したトラフィックが得られ、サイトの収益化に大きく貢献します。SEOは広告と異なり集客費用がかかりません。
さらに検索からは答えを求めて訪れるユーザーが多いため、“コンバージョンに結びつきやすい” 特徴があります。
あくまでSEO対策は集客手段のひとつに過ぎず、コンバージョンを達成して初めてSEOが成功したと言えるでしょう。そのためブログSEOでは、検索ユーザーの疑問や要望に答えた「徹底的に親切なコンテンツ作り」や「ユーザー体験を向上させるサイト設計」を考えることが大切です。
ブログSEOのメリット&デメリット
ブログSEOのメリット
- 上位表示することで安定したトラフィックが見込める
- 広告と異なり、集客コストがかからない(または抑えられる)
- 検索目的が具体的なため、コンバージョンに結びつきやすい
ブログSEOのデメリット
- 効果が出るまでに時間がかかる
- キーワードによっては競合性が強く、上位表示するのが難しい
- Googleアップデートやアルゴリズム変更に左右される
SEOはそれぞれメリット&デメリットがありますが、うまく活用することで中長期的なトラフィックを生み、ブログの収益性を高めてくれます。
ブログSEOのプロセス
ブログアフィリエイトのSEO対策は、以下5つのプロセスで進めます。
- ペルソナ設定
- キーワード選定
- コンテンツ対策
- 内部対策
- 外部対策
ブログアフィリエイトで稼ぐなら、この5つのプロセスをしっかり理解して、正しく実践することが必須です。ここではこの5つのプロセスを詳しく解説していますので、ぜひ最後までお読みになり、あなたのサイト運営にお役立てください!
【STEP1】ペルソナ設定

ブログアフィリエイトのSEO対策では、まず始めに「ペルソナを設定する」ことが重要です。ペルソナとは「ターゲット像」のことであり、まずは誰に向けて発信するのかを決めます。
ペルソナを作るときは、以下の要素をできるだけ詳しく書き上げましょう。そうすることで具体的な人物像が想像しやすくなります。
- 年齢
- 性別
- 職業
- 年収/貯金
- 生活パターン(起床時間、通勤時間、勤務時間、就寝時間)
- 悩み
- 家族構成/恋人
- 趣味/関心
- インターネット利用時間/利用デバイス
NG例「ペルソナが広すぎる」
▼ペルソナが不明確な例
- 30代男性
- 結婚したい
このようなザックリとしたペルソナ設定は、ターゲットが広すぎて誰の心にも響かないコンテンツになってしまいます。SEOにおいても上位表示するのが難しく、コンバージョン率も悪いです。
OK例「ペルソナが明確化されている」
▼ペルソナが明確な例
- 年齢:30代前半
- 性別:男性
- 職業:サラリーマン
- 年収:600万
- 生活パターン:朝6時起床。8時半に出勤~夜19時に帰宅。22時頃に就寝。
- 悩み:同僚は結婚して子供を生む中、結婚ラッシュを過ぎて焦っている。毎週婚活パーティーに出席するものの、誰からも指名されない。
- 家族構成:独身(彼女いない歴32年)
- 趣味:ゲーム、映画鑑賞
- インターネット利用時間:平日は通勤中と夜寝る前。土日は夕方。
- 利用デバイス:主にスマホ。
ペルソナを明確化することで、ターゲットの心に刺さるコンテンツへと変貌します!
上記のように「高給とりで、規則正しい生活を送ってるサラリーマン」と「年収が300万円未満で、休日もなく働きづめなフリーター」とでは、アプローチの仕方が違います。
始めはたくさんの人に届けようと、ついターゲットの範囲を広くしてしまいがちですが、アフィリエイト集客における「ペルソナ設定」では、ある一人の人物を想い描けるくらいターゲットを絞ることが大切です!
ペルソナに沿って記事タイトルを付けると以下のようになります。
【Before】
30代男性が結婚する方法
↓
【After】
婚活パーティーで指名されない?!男がやりがちな3つの失敗パターン
先程まで漠然としていたターゲットも「ペルソナを明確化」することで、かなりクリアに見えてきました!
ニッチなフィールドを攻めることで、ペルソナで設定したユーザーにピンポイントに刺さり、またSEOでも競合性が低いため上位表示を狙いやすくなります。
【STEP2】キーワード選定

ブログアフィリエイトの成功は「キーワード選定」で決まるといっても過言ではありません。前述のペルソナを考える手助けにもなりますので、しっかり理解して実践しましょう!
キーワード選定において大事なポイントは以下4つです。
- ロングテールキーワードを狙う
- サジェストから、対策キーワードをリストアップする
- カスタマージャーニーはユーザーを知るカギ
- キーワードを拡張する
ロングテールキーワードを狙う
ブログアフィリエイトにおけるキーワード選定では、ロングテールキーワードを狙うことが大切!ロングテールキーワードとは、複数の単語で検索される複合ワードのことです。

ミドルワードやスモールワード(総称してロングテールキーワード)は、検索数は少ないものの、競合性が低いため上位表示を狙いやすく、ユーザーニーズ(検索意図)も具体化されているため、高いコンバージョンが期待できます。
サジェストから、対策キーワードをリストアップする
キーワード選定の第一歩は、候補となるSEO対策キーワードを洗い出すところから始まります。そこで役立つのが「サジェストキーワード」です。
サジェストキーワードとは、メインキーワードと一緒に検索されることの多い検索ワードのことです。

Google検索に「育毛」と入力すると「育毛 サプリ」「育毛 シャンプー」…といったように、その単語と関連性の高いキーワードを補足して表示してくれます。まずはサジェストを活用して、対策キーワードをリストアップしましょう!
ツールを活用するとサジェストキーワードを効率的に抽出できます→「サジェストキーワードの一括取得ツール15選」
カスタマージャーニーはユーザーを知るカギ
カスタマージャーニーとは、ユーザーが購入に至るまでの心理的プロセスを表したものであり、ユーザーを知るカギになります。
検索キーワードには「ユーザーの検索意図」が隠されています。ユーザーがアクション(購買行動)を起こすまでには、いくつもの心理的プロセスがあり、検索行動もまたそれに合わせて行われています。下図をご覧ください。

「薄毛 遺伝」と「薄毛 治療」と検索するユーザーでは置かれてる状況が異なります。カスタマージャーニーを考慮することで、ユーザーが今どんな状況に置かれ、何を考えているのかを知るヒントになります。
キーワードを拡張する
各キーワードから様々なパターンへと展開することで、さらにキーワードを拡張することができます。

①言い方を変える | 同じ意味合いでも “言い方” を変えてみます。 ▼例 「育毛」「発毛」「薄毛」「増毛」「植毛」「抜け毛」 |
---|---|
②種類を変える | 同じ粒度の中でも、“種類” を変えてみます。 ▼例 「育毛」「頭皮」「遺伝」「髪型」 |
③目的を付与する | キーワードに “目的” を付与してみます。 ▼例 「育毛 治療」「育毛 食事」「育毛 ケア」 |
④性質を付け足す | キーワードに “性質” を付け足してみます。 ▼例 「育毛 シャンプー」「育毛 おすすめ」 |
⑤目線を変える | 立場や状況によって見方を変えてみます。 ▼例 「育毛 20代」「育毛 女性」「育毛 夏」 |
このようにマクロな視点でキーワードを拡張していくと、幅広いユーザー層へアプローチすることができ、ニッチなワードを発見する手がかりになります。
【STEP3】コンテンツ対策

2018年のこれからのSEOでは “信頼性の高いコンテンツ” の重要性が増し、より一層「ユーザーの疑問に答えた、有益なコンテンツ作り」が求められます。
昨年の「医療・健康を対象としたアップデート」は記憶に新しいことでしょう。
ユーザーは検索することで「質問の答え」を探しており、検索エンジンはユーザーが探している答えに一番マッチしたコンテンツを上位表示させます。そのためSEOで上位表示するためには、ユーザーニーズを理解し、それに徹底的に親切に答えることが重要です。
検索エンジンから評価される高品質なコンテンツ作りでは、
- ユーザーニーズに徹底的に答える
- 高品質なコンテンツの条件「EAT(専門性・権威性・網羅性)」
これら2つが大切であり、次からコンテンツ作りの考え方を紹介します。
“なぜそのキーワードで検索しているのか” を考える
コンテンツ作りでは、検索ユーザーは他にも類似するキーワードがある中で、“なぜそのキーワードで検索しているのか” を考えます。

前述したカスタマージャーニーを例にとると、「薄毛 予防」と検索する人は、他のキーワードよりも比較的軽度な症状であることが推測できます。薄毛・抜け毛が気になり始めた初期状態であり、日常生活で始められる手軽な予防法を知りたがっているかも知れません。
そこで、髪が抜ける原因を分かりやすく解説し、髪に優しいシャンプーや髪の保湿ケア、健康的な髪を保つための食事・運動など、日常生活で始められる予防法を紹介してあげることで、ユーザーの悩みを解決する有益なコンテンツになります。
徹底的に分かりやすいコンテンツにする
記事を書くときには、写真やイラスト、動画などを活用して、ユーザー自身がカンタンに実践できるような、徹底的に分かりやすいコンテンツを意識しましょう。
良質なコンテンツ作りでは、「表面的なニーズ」と「潜在的なニーズ」を理解し、徹底的に親切で分かりやすいコンテンツにすることが大切です。
ユーザーの要望にぴったりハマる
例えば、「カラーリング おすすめ」と検索するユーザーは、自分に似合ったお洒落なヘアカラー・スタイリングを探しています。
そこで「お洒落なヘアカラーのカタログ」を紹介したコンテンツを提供することで、検索ユーザーのニーズに答えられるでしょう。
背景にある願望や悩みを解決する
また、お洒落なカラーリングというのは、表面的な欲望であり、その背景にはデートやパーティ、入学といった様々なイベントのために「バッチリ決めたい!」という願望があります。
例えば、「大学デビューはこれで決まり!垢抜けた印象にするヘアカラー○選」といった内容で記事を書けば、“ヘアカラーをしてお洒落に大学生活を送りたい!” と願う、大学入学を控えた学生のニーズに答えられます。
プラスαの価値を提供して、120%満足してもらう
他にも「ヘアカラー」をしたい人は、髪の傷みも気になるでしょう。そこでカラーリング後の保湿ケアなども併せて紹介してあげると親切でしょう。
単にカタログや染め方を紹介するだけでなく、髪質や頭の形に合ったスタイリングや、学生・ビジネス等シーン別のヘアカラーアレンジについて紹介してあげることで、検索ユーザーの要望や悩みに答え、120%満足されるコンテンツに仕上がります。
高品質なコンテンツの条件「EAT(専門性・権威性・網羅性)」
Googleは高品質なコンテンツに求める条件として、
- 専門性(Expertise)
- 権威性(Authoritativeness)
- 信頼性(Trustworthiness)
これら3つの基本要素を大切にしています。
コンテンツの質が求められるこれからの新SEO時代を生き残っていくためには、ユーザーの疑問に徹底的に親切に答えると同時に、「E-A-T」を考慮したコンテンツ作りが重要になってきます。昨年の「医療・健康アップデート」により、E-A-Tの重要性がより一層高まりました。
E-A-Tについては以下記事で詳しく解説しています。
【STEP4】内部対策

検索エンジンに強いコンテンツを作る「内部対策」について解説します。
SEO内部対策とは、「コンテンツを効果的に検索エンジンに伝える」ための施策であり、本来の内容よりも良く見せて「順位を上げる」施策ではありません!
最近は小手先のテクニックが通用しなくなっており、誤った施策はスパムになりますのでご注意ください。
内部対策では、主に以下の最適化が大切です。
- タイトルタグの最適化
- メタディスクリプションの最適化
- 見出しタグの最適化
- alt属性の最適化
- リンク構造の最適化
- HTML/CSS構造の最適化
- その他(サイトの高速化・常時SSL・UI / UXの向上)
タイトルタグの最適化
タイトルタグはSEO内部対策において、最も重要かつ基本的なファクターのひとつです。タイトルタグにはSEOキーワードを含め、ページを読むことで得られるベネフィットがシンプルに伝わる魅力的なタイトルを付けましょう。
タイトルタグの最適化ポイント
- ベネフィットをシンプルに伝える
- クリックしたくなる魅力的なコピーにする
- 文字数は「
32文字」→「36文字」以内 - SEO対策キーワードを含める
- 重要なキーワードは前方に配置する
最近のGoogle検索エンジンは進歩しており、コンテンツの中身を理解できるようになっています。以前と比べるとタイトルタグが ランキングに与える影響 は低くなっていますが、依然として重要な要素のひとつでもあります。
タイトルタグは検索結果で表示され、クリック率(CTR)を左右する要因であり、上記ポイントを押さえて、コンテンツを最大限アピールできるタイトルを付けましょう。※キーワードの詰め込みや過大表現はNGです。
タイトルタグの文字数が「36文字」に増えた?!
これまでタイトルタグの制限文字数は「32文字」と言われていましたが、仕様が変更され、検索結果で表示される文字数が増えています。
省略される文字数に明確な法則は見受けられませんが、「36文字程度」であれば、スマホでも問題なく表示されています。(2018年2月時点)
メタディスクリプションの最適化
メタディスクリプションは直接ランキングに影響はしませんが、検索結果に表示されクリック率(CTR)を左右する大切な要素です。SEOキーワードを含めて、コンテンツの概要をシンプルにまとめた魅力的なものに設定しましょう。
メタディスクリプションの最適化ポイント
- コンテンツの概要をシンプルにまとめる
- 悩みや要望を解決できることを伝える
- 魅力的なものにする
- 文字数は「
160文字」→「250文字」以内 - SEOキーワードを含める
- 重要なキーワードは前方に配置する
メタディスクリプションの文字数が「250文字」に増えた?!
これまでメタディスクリプションの制限文字数は「160~180文字」でしたが、2017年11月中旬以降から「250文字」程度まで表示されるようになっています。
参照:Google検索のスニペット表示が160文字から250文字以上に増加――SEOにもたらす影響と対策は?
見出しタグの最適化
見出しタグを最適化することで、ユーザーに親切な文章構造となり、検索エンジンにもコンテンツを効果的に伝えることができます。
見出しタグの最適化ポイント
- H1は基本1ページ1つ
- H1にSEOキーワードを含める
- 見出しタグにはメインテーマを網羅したキーワードやサジェストを含める
- 見出しタグの順番を守り、正しい構造にする
見出しがない文章は、読んでいてストレスがたまります。見出しタグを適切に使うことで、読みやすいコンテンツに仕上がります。
▼見出しがない例

▼見出しがある例

また、HTML5ではH1の複数使用が可能ですが、SEO効果が分散してしまうため、H1は最も重要なタイトル1つだけに使用することをおすすめします。
見出しタグはSEOに重要!検索スニペットにも表示される
最近の検索では「見出しタグ」が検索スニペットに表示される場合があり、検索結果から文章構造が分かるようになっています。
そのため、メインテーマを網羅したキーワードを見出しタグに含めることで、検索ユーザーがコンテンツ内容を素早く理解でき、検索流入の機会を増やすことにつながります。
alt属性の最適化
画像のalt属性は直接SEOに影響しませんが、検索エンジンに画像の内容を伝えるための大切な要素です。alt属性には画像を簡潔に表したテキストを設定しましょう。
alt属性の最適化ポイント
- 画像の内容を具体的に表したテキストを記述する
- 長文を入れない(簡潔にまとめる)
- 画像検索を意識して設定する
- アンカーテキストを意識して設定する
具体的に記述する
画像のalt属性にはキーワードを詰め込むのではなく、何の画像なのかを具体的に記述することが大切です。
▼悪い例
<img src="cat.jpg" alt="猫 ネコ 子猫 アメショ アメリカンショートヘア" >
▼良い例
<img src="cat.jpg" alt="猫" >
▼さらに良い例
<img src="cat.jpg" alt="美味しそうにエサを食べるアメショ" >
画像の前後には、画像に関連するテキストを記述する
画像やイラストは文章を補足する役割で掲載することが多いため、その前後には画像に関連したテキストが記述されているのが自然です。
alt属性に無理やりキーワードを詰め込むのではなく、前後の説明の中で適切な内容となるように意識しましょう。
画像検索を意識する
alt属性を正しく設定することで「画像検索」からの流入も期待できます。
例えば、“コーチのチェック柄の二つ折の財布” を探しており、画像検索で「コーチ チェック柄 二つ折 財布」と検索したとすると、
<img src="coach_wallet.jpg" alt="コーチのチェック柄二つ折財布" >
上記のようなalt属性を設定しておくと、画像検索で上位表示を狙いやすくなります。
内部リンクの最適化
内部リンクを最適化することで、ユーザビリティの向上、クローラーの巡回を促し、サイトのSEO効果が高まります。
Googleは内部リンクを評価する条件として、
- 質が高いページからのリンク
- 関連性の高いページからのリンク
の2つを挙げており、サイト内にあるページ同士がリンクし合うことでサイト全体が強化されていきます。

コンテンツ内から関連性の高いページにリンクを張ることで、ユーザビリティーの向上と同時に、リンクポピュラリティーの高い構造となり検索エンジンから評価されるようになります。
内部リンクの最適化ポイント
- アンカーテキストにキーワードを含める
- パン屑リストを作る
- 重要なページに内部リンクを集める
- 関連性の高い記事にリンクする
- サイトマップを作る
コンテンツ中に関連記事へのリンクを設置する
コンテンツ内に設置された関連記事へのリンクは、ユーザーにとって親切であり、サイトの回遊性を促すことができるため、非常に有益な内部リンクとなります。
サイドやフッターなどの共通部分よりも、記事内のリンクは重要性が高いため、コンテンツ内に関連性の高い記事へのリンクを設置することで、リンクポピュラリティの向上につながります。
重要なページにリンクを集める
コンバージョン記事やSEOで上位表示させたい有益コンテンツなど、重要性の高い記事がある場合には、コンテンツの上部/下部などに “おすすめ記事” としてリンクを設置するのも有効な手段でしょう。
そうすることで、重要なページに回遊を促し、リンクポピュラリティの向上にも役立ちます。
これはSEOだけでなく収益性の観点から見ても有効です。メインキーワードだけでなく、個々の記事に訪れたユーザーをコンバージョン記事へと誘導することで、ブログの収益アップにもつながります。
アンカーテキストにキーワードを含める
リンクを張る際には、「こちら」や「詳しく見る」といったテキストではなく、リンク先のページが分かるように、キーワードを含めたアンカーテキストを設定することが大事です。
基本はテキストリンクが望ましいですが、もし画像にリンクを張る場合には、alt属性がアンカーテキストになりますので、適切なalt属性を記述しましょう。
発リンクの最適化
発リンクとは、自分のサイトから外部サイトにリンクを張ることであり、内部リンクだけでなく「発リンク」もまた、質の高いコンテンツ作りには重要です。
引用や関連性の高い記事へのリンクで情報を補うことは、ユーザーにとって有益であり、情報の信憑性を証明することにもなります。
発リンクはページのリンクジュースが失われてしまう等、外部サイトにだけメリットがあると思われがちですが、関連性が高く有益なコンテンツへの発リンクは、検索エンジンからも関連性の強いページとして認識され、ページの評価が高まることにもつながります。
そのため、引用や関連性の高い記事へリンクを張る際には「nofollow」を付与する必要はありません。
その他、内部SEOで重要な3要素
サイトの高速化
Googleは2018年7月に「スピードアップデート」を導入すると公表しており、webサイトの高速化はSEO対策において、これまで以上に重要なファクターになります。
ページが表示されるまでに「3秒以上かかると約半数のユーザーが離脱」するというデータ(Google調査より)も出ており、極端に遅いページは大きな機会損失になりかねません。
常時SSL化(HTTPS)
Googleは常時SSL化(HTTPS)をSEOで優遇すると公表しており、まだHTTPSにしていない方は、早急に常時SSL化を行いましょう。大切なユーザーのプライバシーを守ることにもつながります。
※2018年7月より非HTTPSページに「安全ではないことを示す警告」が表示されると発表されました。
参照:遂に来た!通信が安全ではないことを示す警告をすべての非HTTPSページにGoogle Chromeが常に表示。2018年7月リリースのバージョン68から
UI / UXの向上
ユーザビリティは直接SEOには影響しませんが、ユーザーにとって使いやすいサイト設計にすることで、ユーザー体験が向上し、結果的にサイトの評価を高めることにつながります。
ここで言う「UI / UX」とは、ページに訪れたユーザーが、知りたい情報をいち早く見つけられるような、読みやすいデザイン、フォント、レイアウト、内部リンク、その他の機能性のことを指しています。
【STEP5】外部対策

ブログのSEO効果を高める「外部対策」の基本的な考え方について解説します。
未だに、被リンクは重要なランキングファクター
最近のSEO対策では “コンテンツの質” の重要性が増していますが、今でも「被リンクはSEOの重要なランキングファクター」であることに変わりはありません。
被リンクはいわば、サイトを評価する支持票であり、質の高い被リンクを多く集めることで上位表示の実現に貢献します。
被リンクは数よりも質が重要!
検索エンジンは被リンクを評価するに当たって、「数ではなく質」を重要視しています。
下図をご覧ください。一見するとサイトAの方がサイトBよりも多くのリンクを受けているため、評価が高いのでは?と考えてしまいますが、実際はその背後にある全体のリンクも見ています。

直接的な被リンク数はサイトAの方が多いですが、質を考慮するとサイトBの方が「多くの支持票を集めているサイトから支持」されており、価値の高いサイトであると評価できます。
ブログSEOで大切な被リンクの5つの考え方
自ら低品質な被リンクをたくさん張るなど誤った外部対策を行うと、スパムと判断されペナルティを受ける危険性があります。
スパムを受けないためにも、以下5つの被リンクに気をつけましょう。
- 不自然な被リンクの付き方
- 偏ったIPアドレスからの被リンク
- アンカーテキストが同じ
- 関連性の低いサイトからの被リンク
- 低品質なサイトからの被リンク
不自然な被リンクの付き方
例えば、記事を公開した当日にいきなり100本の被リンクが付くのは、一般的に考えて不自然です。
また、毎週10本ずつ被リンクが付いていくのも不自然でしょう。

このように自然な被リンクは規則性がなく付いていくものです。
偏ったIPアドレスからの被リンク
「偏ったIPアドレスからの被リンク」もまた、不自然なバックリンクであり、ペナルティを受ける危険性が高まります。

このように全ての被リンクが「同じIPアドレス」もしくは「同じ会社のサーバー」から張られているのは不自然です。
IP分散サーバーで「クラスC」分散といった概念がありますが、たとえクラスC分散されていても、全ての被リンクが同一の会社が保有するサーバーから張られているのは、おかしいですよね。
アンカーテキストが同じ
被リンクにおいては、アンカーテキスト分散という概念が重要であり、サイトに張られたアンカーテキストが全て同じというのは不自然です。

このように被リンクのアンカーテキストは様々な形式に分散されるのが自然であり、必ずしもキーワードを含んでいるとは限りません。素晴らしいほどSEOキーワードを含み、キャッチーで理想的とも言えるアンカーテキストは逆に怪しいですよね。これがアンカーテキスト分散という考え方です。
関連性の低いサイトからの被リンク
リンクポピュラリティにおいて、Google検索エンジンは「サイトの関連性」を重要視しています。

このように、全く関係のないサイトからよりも、関連性の高い被リンクを受けているブログの方が高く評価されるのは当然です。
低品質なサイトからの被リンク
検索エンジンは「被リンクの質」を重要視しており、低品質なサイトからいくらリンクを張られていても評価されません。むしろ質の低いリンクが多いとペナルティを受ける危険性があるので気をつけてください。

※PRとはページランクの略です。
もし意図せず低品質な被リンクが付き、サイトに悪影響を与えている場合には、サーチコンソールから「リンク否認」をしましょう。
自作自演の被リンク対策はおすすめしない
検索エンジンは日々進化しており、自作自演の被リンク対策はペナルティを受けるリスクが高く、これからはより一層小手先のテクニックは通用しなくなります。
前述したように、人為的に張られた被リンクには、どうしても規則性や不自然な点が生まれてしまうため、検索エンジンに見抜かれてしまいます。
SNS拡散で自然な被リンクを狙う!
被リンク対策に費やす労力を、徹底的に親切なコンテンツ作りに向けるべきです。本当にユーザーに有益なコンテンツであれば、ブログで紹介されたり、SNSで拡散されたりと、自然と被リンクが付いていきます。
ブログSEOを意識した「被リンク対策」ではこの考え方が重要であり、これこそが最大の外部対策と言えるのではないでしょうか。
アフィリエイトリンクはSEOに影響あり?!

「アフィリエイトリンクはGoogle評価を下げる」という噂を耳にしますが、真実はどうなのでしょうか。
アフィリエイトリンクはSEOに有害?!Google担当者が明かす真実…
Googleの「ゲイリー・イリーズ」氏は自身のTwitterで、アフィリエイトリンクとSEOの関係性について次のように述べています。
DYK there's no inherent problem with affiliate links? The problem is when a site's sole purpose is to be a shallow container for aff links pic.twitter.com/y149XZ0JP6
— Gary "鯨理" Illyes (@methode) 2017年3月14日
【日本語翻訳】
ページにアフィリエイトリンクがあるからといって、それ自体はSEOに何の悪影響もないのは、ご存知でしょうか?
アフィリエイトリンクを載せたページが問題になるケースは一つだけしかありません。
それは、ページがアフィリエイトリンクをたくさん載せてるだけのうすっぺらなものになってる、というケースです。
日本語訳出典: SEO Pack
アフィリエイトリンク自体は「SEOに影響しない」と述べています。
ただし以下のような場合は、内容の薄いアフィリエイトコンテンツと判断されて、順位が落ちる可能性もあるので気をつけましょう。
- 1ページに同じアフィリエイトリンクを大量に設置する
- ファーストビューを広告で埋め尽くす
- 中身が薄いのに、アフィリエイトリンクで埋め尽くされている
過剰に広告がベタベタ張られたコンテンツや、信用性に劣る&中身が薄い、いわゆるステマサイトなどは、検索エンジンから低く評価されます。
また、ページレイアウトアルゴリズムという評価ロジックがあり、ファーストビューが広告で埋め尽くされていると、ユーザービリティ上の観点から評価が下がる原因になります。
よくある、ブログSEOの疑問

ドメインによってSEO効果は変わるの?
ドメインを取得するときに、一番迷うのが「.com」「.net」「.jp」…どれを選ぶかではないでしょうか。「.com」や「.net」などメジャーなTLDは、既に取られていることが多く、最近登場した特殊なドメインを選ばざるを得ない状況もありますよね。
これについてGoogleは「検索において、TLDのキーワードは有利にも不利に働かない」と述べています。(※TLDとはドメインの種類のことです。)
参照:新しいトップレベル ドメイン(gTLD)に対する Google での取り扱いについて|ウェブマスター向け公式ブログ
ドメインを選ぶポイント
ドメインを選ぶ際には、ドメインの意味を理解して運営サイトにマッチするTLDを選ぶと良いでしょう。例えば、ドメインにはそれぞれ以下のような用途があります。
gTLD | ドメイン用途について |
---|---|
.com | 商業組織用 |
.net | ネットワーク用 |
.org | 非営利組織用 |
.biz | ビジネス用 |
.info | 情報サイトを意図(制限なし) |
.xxx | アダルトサイト専用 |
他にも、地域gTLD「.nagoya(名古屋市)」「.tokyo(東京都)」…などたくさんあります。
SEO対策を考えると、マイナーなドメインは手を出しにくく、懸念される方も多いと思いますが、用途や見た目からサイトに合う気に入ったドメインを選ぶと良いでしょう。
更新頻度が高いほうがSEOに有利?
サイトの更新性は重要ですが、SEOに直接影響することはありません。
更新頻度が高いと、クローラーの巡回が増えるため「検索エンジンに評価されるチャンス」は得られますが、だからといってサイトの評価が上がるわけではありません。
コンテンツの更新は、新しい記事を投稿するだけを言うのではなく、過去の記事をリライトして「コンテンツの質を維持」することも含まれます。
また、コンテンツには最新性を求められる記事とそうでない記事があります。例えば、webの世界は変化が激しいため、数年前の知識は古く通用しないことはよくあります。ですが、古文や歴史は昨日今日で知識が変わることはないでしょう。
順位下落の原因は「更新頻度」ではない
しばらく更新していないコンテンツの順位が下がったという声を耳にしますが、順位が下がるのは「更新性」が直接の原因ではなく、“情報が古くなっている” “競合サイトが上位に来ている” など、相対的に評価され他のコンテンツの方がユーザーにとって有益であると判断されている可能性があります。
SEOで上位表示を維持するためには、ユーザー目線で必要な情報を詳しくコンテンツに加える(もしくは削除する)ことが重要であり、それによりコンテンツの質が上がり、検索エンジンからの評価も高まっていくでしょう。
ブログアフィリエイト 商品選びのセオリー

ブログアフィリエイトで稼ぐためには、商品選びも重要です。そこで、私が心がけている「商品選びのセオリー」を紹介します。
- 売れる商品を選ぶ
- 自分が本当におすすめできるものだけを選ぶ
- ステマサイトになってはいけない
売れる商品を選ぶ
ブログアフィリエイトでマネタイズ(収益化)するためには、自分が「売りたい商品」ではなく、ユーザーが買いたい「売れる商品」を売ることが大切です。
需要にマッチした商品を選ぶことが、ブログアフィリエイトのマネタイズには欠かせません。
自分が本当におすすめできる商品だけを選ぶ
アフィリエイトの商品選びで、最も大事なことは「単価」ではなく「信用」を売ることです。
お金に目がくらみ「報酬単価(特単)」や「CVR」「EPC」が高い商品を選ぶのではなく、自分が本当におすすめできる商品を選んでください。
昨年は信用性に劣る低品質なアフィリエイトサイトが蔓延したことで、大きな問題となりました。これからのSEOで生き残っていくためには「信用性」が最も重要であり、ユーザーに有益で価値ある情報を提供して、その上でマネタイズにつなげることが大切であると考えます。
体験者の意見は非常に価値ある情報
自分がおすすめできる商品を選ぶもう一つの理由は、消費者にとって体験談は非常に価値ある情報だからです。本当に好きなことや本気で悩んでいるものなら、その商品の魅力を本気で語れますよね。
ネットから拾ってきた二次情報をもとに書かれた記事では、本当に悩んでいる人の心には響きません。もっとも昨年はそうした信用性に劣るアフィリエイト記事が問題となりました。
もちろん効果には個人差があるため、「●●は効果があります!」と断言することや、ビフォー&アフター写真を掲載することは薬事法で禁止されているので、いけません。
ですが、実際に体験してみて「洗顔後は顔がつっぱる感じがある」「悪い成分を使ってないので、敏感肌の私でも使用感が良かった」といった意見には説得力がありますし、同じ悩みを抱えている人にはとても参考になります。
アフィリエイトサイトが「ステマサイト」になってはいけない
ブログやアフィリエイトサイトが、報酬単価の高い順に並べたランキングサイト(ステマサイト)になってはいけません。
私が作成しているアフィリエイトサイトは、実際に自分の悩みを解消するのに使用して、本当におすすめしたいものだけを紹介するように心がけています。ASP担当者から特単をご提案いただく機会も多いのですが、そこは曲げずに来ています。
もちろん特単をもらい報酬単価の高い商品をゴリ押しすれば収益性は上がりますが、それだとただのステマサイトになってしまいます。
まとめ
ここでは、アフィカス中のカスの私が月100万円達成するためにやった「ブログ・アフィリエイトのためのSEO対策」について解説しました。
ブログアフィリエイトで稼ぐためにはSEO対策は欠かせません。Google検索エンジンで上位表示できれば、中長期的なトラフィックが生まれ、ブログの収益性が高まります。健全なサイト運営のためにも、ここで紹介したブログSEOの基本を参考にして、ぜひ実践してみてください。
あなたがブログ・アフィリエイトで成就しますように、心から祈っております。もし本記事がお役に立てましたら、 ブックマーク or シェア していただけたら幸いです↓