
あなたのブログは、正しいSEO対策を施していますか?
ブログを作ったら絶対にやるべき、というかやらなきゃ損する、ブログSEOで検索上位を達成するためにチェックすべき21項目を紹介します。
ブログの検索順位を上げて、稼ぎたいプロ志向なブロガーは必ずチェックしてください。
ブログの構造をSEOに強くする
ブログの開設にあたり、最初に「SEOに強いサイト構造」になっているかをチェックする必要があります。それでは、SEOに強いブログにするためのポイントを見ていきます。
H1はテキストにする(画像にはしない)
H1タグはSEO内部対策において、とても重要な要素です。
よくロゴ画像をH1にしているブログがあるが、H1にはSEOキーワードを含んだテキストを設定した方が、SEOに効果的です。
グローバルナビを正しく設置する
グローバルナビを設置し、主要なページへの導線を設けることで、ユーザーが迅速に目的のコンテンツへたどり着けるようになります。また、検索エンジン(クローラー)も重要なコンテンツを理解しやすくなり、ブログ内を効率的に巡回できるようになります。
ブログで扱っているトピックを、以下のように分かりやすくカテゴリ分けして、グローバルナビとして設置するようにしましょう。

グローバルナビの最適化では、以下のポイントを意識しましょう。
- 扱っているトピックの種類が一目で分かるようにする
- 画像ではなくテキストリンクにする
- ドロップダウンメニューはなるべく避ける
最初に隠されたリンクは、クローラーが巡回できないので、ドロップダウンメニューはなるべく避けるようにしましょう。
パンくずリストを正しく設置する
パンくずリストを設置することで、ユーザビリティが向上し、検索エンジン(クローラー)がサイトの階層構造を正しく理解できるようになります。効率的に巡回できるようになり、ブログコンテンツが正しく評価されるようになります。
▼パンくずリストの最適化
パンくずリストは以下のような設定が好ましいでしょう。現在のトピックスが、どのカテゴリに属しているのかが一目で分かります。
ホーム > カテゴリ名 > 記事タイトル
シンプルな階層構造にする
シンプルな階層構造にすることで、検索エンジン(クローラー)が効率的に巡回できるようになり、サイト全体が評価されやすくなります。
全てのページが3階層以内に収まるように心がけましょう。

このようにシンプルな階層構造にすることで、ユーザーが今いる位置を把握しやすくなります。また、検索エンジン(クローラー)もブログ全体の構造を把握しやすくなるため、SEOにも好評価を与えます。
xmlサイトマップを用意する
xmlサイトマップを用意することで、検索エンジン(クローラー)がブログ全体を効率よく巡回できるようになります。その結果、検索結果での露出機会が増え、ブログへのアクセスも増えていきます。
WordPressでブログを開設した方は、「Google XML Sitemap」プラグインを使うことで効率的なクロールを促せます。記事を投稿する度にxmlサイトマップを作成し自動で送信してくれるなど、効果はとても大きいので必ず導入しましょう。
パーマリンク(URL)を適切に設定する
パーマリンクの最適化を行い、ブログ記事のURLを分かりやすく設定することで、検索エンジン(クローラー)がそのページを巡回しやすくなります。意味をもたない文字列で形成されたURLは、ユーザーと検索エンジンの双方にとって不親切なものとなります。
例えば、以下のようなURLは、一見して内容が判断できない。
http://example.net/directory/?p=198475.php
しかし、次のようなURLにすることで、コンテンツの内容が分かりやすくなり、親切なものとなります。
http://example.net/seo/xml-sitemap.php
ブログのURL(パーマリンク)設定では、以下の点を意識しましょう。
- ページ内容が分かりやすいURLにする
- URLには意味不明な文字列を含まない
- コンテンツ内容を表したシンプルなURLにする
- 「page13.php」など手を抜いたURLにしない
- 「google-adwords-keywordplanner-seo-tool-new-blog.php」など極端に長いURLにはしない
WordPressのパーマリンク設定方法は、以下記事で解説しています。
参考記事:SEO効果を高めるWordPressの最適なパーマリンク設定
404エラーページを用意する
404エラーページを用意することで、ユーザービリティの向上や、クローラーの回遊性を高めることができます。404ページには、noindexを設定しインデックスされないようにしましょう。
404エラーページを作る際には、以下の点に注意しましょう。
- 「見つかりません(Notfound)」や「404エラー」という文言のみを表示するのは避ける
- 404エラーページには、トップページや人気記事へのリンクを設置する
- ブログのデザインに合わない404エラーページは使わない
満足度の高いブログ記事の作り方
続いて、ブログ全体の構造よりも、ブログ記事を作る上で抑えておきたいポイントを紹介します。
ユーザーと検索エンジンから評価されるコンテンツ
検索キーワードから、ユーザーがどんな情報を求めているかを理解し、それに答えた有益な情報を提供することで、ユーザーの満足度が高まり訪問者が増えていきます。
ブログのトラフィックが増えることで、検索エンジン(クローラー)の評価も高くなり、結果的に、検索で上位表示されるようになります。
満足度の高い記事を書く上で、注意したい点を以下にまとめます。
- 検索キーワードから、悩みや要望を理解しそれに答えたコンテンツを提供する
- 徹底的に分かりやすく親切な文章を心掛ける
- 豊富なテキストで説明し、120%満足されるコンテンツを心掛ける
- 誤字・脱字や文法間違いをなくす
- 扱うトピックを分かりやすくカテゴリー分けする
- ブログ内で重複するコンテンツを書かない
- 隠しリンクや隠しテキストはしない
- ユーザーにとって意味のないキーワードは詰め込まない
見出しタグを適切に使う
見出しタグを適切に使うことで、ユーザーに好まれる読みやすいコンテンツとなります。検索エンジン(クローラー)にとっても、コンテンツ構造が理解しやすくなり、正しく評価されるようになります。
見出しタグは<H1>~<H6>まで6種類あり、これらを適切に使うことでSEO最適化を図ることができる。見出しタグを使う際に注意したい点を以下にまとめます。
- <H1>タグにはページタイトルを設定する
- 本文中に<H2><H3>タグを適切に使いパラグラフを分かりやすくする
- 見出しタグはデザイン要素としてではなく文章構成を意識して使う
- <H1>~<H6>までの順番を守る
- <strong>タグの方が適切な箇所には見出しタグは使わない
記事内に内部リンクを設置する
記事内に関連ページへのアンカーリンクを挿入することで、ユーザーの利便性が高まります。
検索エンジン(クローラー)も記事同士の関連性をより深く理解できるようになり、クローザビリティの向上にも効果的です。さらに回遊性を高めることでページが評価されやすくなります。
アンカーテキストを適切なものにする
アンカーテキストとは、<a href=””>○○○</a>のタグの中に入るテキストのことです。
アンカーテキストは、ユーザーと検索エンジンン(クローラー)にリンク先のページを伝えるための大切な要素です。サイトの内部・外部へのリンクを問わず、アンカーテキストを適切に設定することでSEO最適化に効果的です。
▼良くない例
ブログを作ったら絶対にやるべきSEO対策はこちら
▼好ましいアンカーテキスト例
ブログを作ったら絶対にやるべきSEO対策
アンカーテキストの設定では、以下の点を意識しましょう。
- 「こちら」のようなアンカーテキストにはしない
- リンク先と無関係なアンカーテキストにはしない
- リンク先の内容を示唆する分かりやすいアンカーテキストにする
- ユーザーにとって無意味なリンクは入れない
- リンクだと分かるように、色やアンダーバーなど視覚的な変化を付ける
写真・イラスト・動画を活用し、分かりやすくする
文字だけの退屈な文章だと、ユーザーにとって読みにくいコンテンツとなってしまい、直帰や離脱の原因になります。見出しを適切に使うと同時に、写真や図を適度に入れることで、ユーザーが内容を理解しやすくなります。
画像を最適化する
検索エンジンに画像の内容を正しく伝えるために、alt属性や画像のファイル名の付け方など、意識すべき点をまとめました。
- alt属性は必ず設定し、画像を表した簡潔なテキストを入れる
- 画像リンクの場合、alt属性にアンカーテキストを意識したキーワードを入れる
- 「img.jpg」や 「001.jpg」のようなファイル名にしない
- 極端に長いファイル名にはしない
- グローバルナビに画像は使わない
- H1タグに画像は使わない
SEOを意識したプラスワンの内部対策
SEOに強いブログ構造と満足度の高いブログ記事が作れたら、最後に、検索ユーザーと検索エンジン(クローラー)に効果的に伝えるための内部対策をしましょう。タイトルとタイトル下の説明文を意識するだけでSEOに強いブログを作ることができます。
ベネフィットが伝わるタイトルを付ける
ブログのタイトルは、検索ユーザーと検索エンジン(クローラー)に記事コンテンツの内容を伝えるための重要な要素です。コンテンツを読むことで得られるベネフィットが分かる魅力的なタイトルにすることが大切です。
タイトルを付ける際には、以下のポイントを意識しましょう。
- 文字数を32~35文字以内にする※
- 記事を読むことで得られるベネフィットを簡潔に表す
- 「ページ1」などの曖昧なタイトルを付けない
- ブログ内の全ての記事タイトルをユニークな(異なる)ものにする
- 重要なSEOキーワードを含める
- SEOキーワードは前方に配置する
- 過度にキーワードを詰め込み過ぎない
※Google検索結果で表示される文字数は、以前は28~32字でしたが、今では32~35文字程度表示されるようになっています。
メタディスクリプションを設定する
メタディスクリプションは、検索結果でタイトル下に説明文として表示されます。サイトの内容をシンプルに説明した魅力的なものに設定することで、検索でのCTR(クリック率)を高めることができます。

メタディスクリプションに直接的なSEO効果はありませんが、クリックされ訪問者が増えると、検索エンジンから評価されやすくなり、間接的に上位表示につながります。
メタディスクリプションを設定する際には、以下のポイントを意識しましょう。
- 文字数を80~120文字以内にする
- 記事内容をシンプルに説明したメタディスクリプションにする
- 極端に短い文章にしない
- 「○○のページです。」のような退屈な文章にはしない
- ブログ内の全てのディスクリプションをユニークな(異なる)ものにする
- 重要なSEOキーワードを含める
- SEOキーワードは文章の前方に配置する
- 過度にキーワードを詰め込み過ぎない
- ページ内のテキストをただコピペしない
タイトル下に魅力的な説明文を入れる
タイトル下には、ページ内容を示唆した魅力的な説明文を入れましょう。タイトルを見て訪問したユーザーが、その先を読み進めたくなるような魅力的な文章を、ページ冒頭に入れることで、直帰率の低下につながります。
ページを読み進めることで、悩みや要望の解決につながることが分かるような説明文を入れると良いでしょう。
また、メタディスクリプションの設定が無い場合、多くの検索エンジンではページ冒頭の説明文を、ディスクリプションの代わりに検索結果に表示します。検索ユーザーは、表示されたタイトルと説明文を見てクリックするか否かを判断するため、SEO的な観点からもタイトル下の説明文は効果的です。
まとめ
ここで紹介したポイントを実施することで、パフォーマンスの高いブログを作ることができ、検索エンジン(クローラー)からの評価も高まります。